“次のXX件”“前のXX件”という表現はなぜ分かりづらいのか

ウェブを漁る作業入ると毎回手が止まってしまうのが、
"次のXX件""前のXX件"やら"次を表示""前を表示"
という表現である。

この混乱は二つの“次、前概念”が存在しているからである。なお前提として常に見る人は、“最新の作品”から見るとしている。つまりスタート地点は“最新”である。さて“次前概念”とは、

1.時間の概念
時間軸に沿って言えば、常により新しいものが“次”という表現がなされるはずである。“前”といえばより“過去”を意味するはずだ。

2.順番の概念
順番の概念で言えば、
言い換えると“自分軸”ということになると思う。自分から見て“次”とは、まだ見ぬ“過去”の記事ということになる。ここにおいて1.時間の概念とバッティングを起こす。

である。

僕はばかだからだと思うんだけど、たまーにこの1.と2.で混乱が起き、数秒悩んだうちに「えいやっ」と賭けに出るわけである。もちろんちゃんとルールは存在していて、webの世界では(というかあらゆる世界か?)2.順番の概念を採用しているようである。僕が見た限り。つまりは“もっと見たかったら次”と覚えておけばいい話なのだ。

一番分かりやすいのは“1~50件を表示”とか“51~100件を表示”という表現だ。これなら数字が順番の概念を表していることが分かる。あともっとざっくり言えば“もっと見る”という表現。もっと見たい人が、過去の記事を漁るわけだからね。タイムマシーンが発明されて、未来人がやってこない限り通用するはずだ。


あ、こんなんで混乱するの俺だけか。